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東京大手町で日帰り温泉?2016年5月営業開始に [国内衝撃ニュース]

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東京駅に近い都心のビジネス街・大手町で温泉が噴出したそうです。
掘り当てたのは三菱地所で、最新の掘削機で3ヶ月で掘り当てました。地下1500 メートルから湧きでたのは36・5度の「含よう素ナトリウム塩化物強塩泉」で、湯量は毎分240リットル。筋肉痛や関節痛、神経症や五十肩、冷え症に効き、保湿・保温効果もあるといいます。
三菱地所は「ビジネスマンや皇居ランナーにも楽しんでもらえれば」と話しています。
オリンピックを控え外国人観光客にもアピールできますね。
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大規模プロジェクトが集中する東京

2020年のオリンピック、2027年のリニア中央新幹線開通を見込んで東京の中心地は大規模プロジェクトが着々と進んでいます。
再開発というよりは大改造と言ってもいいくらいの規模です。
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高層オフィスが密集する東京駅を起点に合同庁舎1号、2号館跡地に老朽化したビルを建て替えが進んでいます。現在は第3弾は大手町1丁目第3地区再開発事業として温泉施設が話題となっています。

この一連のプロジェクトは『大手町連鎖型都市再生プロジェクト』として国際的なビジネス拠点として整備するもので、三菱地所が「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」が目玉となるようです。


星野リゾート 『星のや東京』の進出も

東京の高級ホテルといえば、外資系のホテルが多く外装も内装も欧米風の趣が主流でした。和の雰囲気を楽しめるホテルが少なかったのです。

そんな中、2016年に改行を予定する『星のや東京』は地下3階地上18階建ての和風旅館です。
運営する星野リゾート代表の星野佳路は「旅館は日本文化を体験してもらうテーマパーク。どうせやるならインパクトのおおきな東京のどまんなかでやろうと思った」と豊富を述べています。

さらに「外国人が喜ぶ旅館の良さの1つは、浴衣を着たまま館内を回遊できること。ホテルをガウン姿で歩くことは許されないが、旅館では文化的に奨励される。星のや東京はこの文化的空間を屋内にとどめるつもりはない。地方の温泉街のように、浴衣を着たまま大手町を歩いてもらう。」と話していて、温泉と日本文化を外国にたっぷり味わってもらうという趣向です。


東京はもともと温泉地帯のどまんなか

東京は大温泉地帯のなかにあり、温泉施設はなんとここ20年で5倍に増えました。最近は技術が進歩して地下1000メートル級の深さまで掘れるようになってから泉質も色も変わってきました。
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関東平野の深部、地下3~4キロメートルに基盤となる岩がちょうど鍋底のような形状をしていることが明らかになっています。基盤岩は亀裂も少なく地下水が浸透しにくいため上部の地層にどんどん蓄積されます。
関東平野の地下はまさに「巨大な地下水盆」になっているそうです。掘れば出るといった感じだったのでしょう。


温泉と聞くと地方の観光地や山奥の秘湯などを想像しがちですが、23区内には多くの温泉があります。

お台場の「大江戸温泉物語」(江東区)、東京ドームに併設した「ラクーア」(文京区)、としまえんに併設した「豊島園庭の湯」(練馬区)などいずれも天然温泉です。

大手町温泉は来年5月完成予定のオフィス棟に複合ビルの中に開業する予定で、入浴料は1回1500円程度になるそうです。1,500円と聞くと少しお高めですが、地方の温泉に一泊で行こうとすると10分の1程度の費用で済みそうですね。




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